若き日の思ひ出

文庫本にて『ダ・ヴィンチ・コード』読了。講談社は字がでかいと思っとりましたが角川はそれを凌駕。なので上・中・下巻というボリュームは見せかけとみなす。
事前にネットや雑誌の特集で登場人物をある程度把握していたので、導入部分はすんなり。先に読んだダンナの余計な一言のせいで途中で導師が誰だか分かってぷんすかしましたが、まあそこそこ面白く読めました。ダンナは結末が腑に落ちないようですが、自分としてはあんなかんじで落とすしかないよなあ、というのが感想。聖杯への異様な執着は部外者には理解しづらいですな。
かなーり前にルーブルに行ったとき、外人のがきんちょを押しのけてモナ・リザの前で写真を撮ったところ、ガラスケースにフォーカスが合って肝心のモナ・リザはピンぼけという苦い思い出を持つわたくしでございます。今も撮影できるの?? 当時ですら撮影OKにびっくらした記憶がございますが。
血沸き肉踊ったポンピドゥーの国立近代美術館をはじめ、お約束の美術館巡りをいたしましたが、なんたって記憶に残ってるのはオルセーです。レストランがくそまずい。あそこで食べたタケノコはわが人生最強のまずい王選手権ディフェンディングチャンピオンです。殿堂入り確実。