来週はハッピー・マンデー

『24アワー・パーティ・ピープル』『コントロール』を続けて観ました。リンクする部分が多く、そーいった意味でもこの順番で続けて観たのは吉と出たかと。
『24アワー・パーティ・ピープル』はマンチェスター・ムーブメントの栄枯盛衰、『コントロール』はその前半で中心となったジョイ・ディヴィジョンイアン・カーティスのお話。その年代の洋楽に興味ない人には食い付きポイントがよく分からんであろう2作品です。『24アワー〜』のマイケル・ウィンターボトムは好きな監督の1人です。結構いろんな作品を撮られてますが、この人いっつも音楽に異常に詳しいに違いないといったことを書かれてるのを目にするような。間違いなくそーだと思います。こちらの作品はファクトリー・レコード創設者であるトニー・ウィルソンが主役で、彼にナレーションをさせるような展開で進みます。そのおかげでちょっとお気楽な進行というか、人が死んだりレーベルがダメになったりしても、そう深刻な雰囲気になりません。ジョイ・ディヴィジョンについて特に詳細はなく、イアン・カーティスがステージで発作を起こしますが彼が癲癇だという説明もなく、自殺についてもアメリカツアー直前ってことくらいしか説明されません。後半はハシエンダハッピー・マンデーズニュー・オーダー
『コントロール』は前述の通りイアン・カーティスのお話。個人的には最後の方がちょっと冗長に感じました。あとサマンサ・モートンが苦手かも。若いときからおばちゃんに見えちゃって、なんであれにそこまで惚れたのかがいまいち理解できず。後の愛人もどーもイメージがよくなかったしなー。
個人的には『24アワー・パーティ・ピープル』はとっても面白かったです。映画以外の要素も多々影響してるとは思いますが。この作品を先に観てなかったら『コントロール』の自分内評価はもうちっと低かったかも。
それにしてもエンドロールでニュー・オーダーだなんて、最後までお腹いっぱいにさせてもらいました。にん。