自分的鉄板

ポール・リンゼイ著『鉄槌』読了。作者の元FBI捜査官という肩書きが予備知識としてあるせいか、なんだかリアリティを感じますよってのは素人の思い込みですねたぶんきっと。
窓際にはみ出しかけて私生活もめためたなFBI捜査官が、やる気まんまんではないですが事件を解決するお話。相変わらず頭悪すぎな説明しかできない自分にがっかりする気も失せますな。こちらの著者のFBI捜査官マイク・デヴリンさんシリーズ3作も既読。読みやすくて話もおもしろいという印象があったので、シリーズとは別モノですが本作もとっつきやすかったっす。デヴリンさんはイメージとしてラッセル・クロウが浮かぶんですが、これは単純に『L.A.コンフィデンシャル』のせいですな。実物は伝え聞く話からすればろくでもねー。本作で「パトリシア・コーンウェル絶賛」みたいなキャッチを目にしましたが、この人のより面白いと思います。少なくとも自分は好み。
ということで、パトリシア・コーンウェル著『神の手』上下巻読了。惰性で読んでます。ってのが正直なところ。次は読まないかも。文庫本が上下巻に分かれたあたりから、だめだめ指数急上昇。キャラクター設定が変な方向に迷走開始。