さすがに置き去りはひどい

『赤い航路』見ました。劇場公開時に見てますが、あらすじ書いたら一行で終わっちゃいそうなくらいの記憶しかなかったもんで、録画して再見。
まるで中学生男子のような感想ですが、エマニュエル・セニエがエロい。昨年何かと話題になりましたロマン・ポランスキー監督が、ヨメ使って結構なことしてます。ヒュー・グラントって間抜けな男似合うなあ。彼が出てる作品はこれと『モーリス』しか観たことないので、王道のヒューさんがどんなもんだか存じませんが。『モーリス』も劇場公開時に観たものの同様に記憶が抜けてるので、こちらも録画して再見の予定。予期せぬヒュー・グラント祭りの開催です。
ナイジェルがミミに惚れる過程がちょっと唐突で素人童貞っぽい。ヨメいるけどさ。まあ理屈じゃないってことで勝手に納得。愛情というものは全てを放出するには気力体力ともに必要で、それによって疲弊し、より加速して転落していく。といった印象です。基本的にはなんでも7割くらいがほどよい。というのが持論なので、これからもほどほどに脱力しながら日々漂っていようと思います。単にやる気がないだけですが。
インド人親子が良識の部分を担ってるようで、ふと『マトリックス』が頭に浮かびました。ちなみに原題は『Bitter Moon』。こっちの方がいいかも。